2025-05-23 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:反発も方向感欠く、自動車株は全面高(12:48)
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.08%高の3382.96ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の10271.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6463億7100万元だった。
上海総合指数はプラス圏での推移が目立ったが、値動きは方向感を欠いた。中国政府による追加の景気対策への期待は強いものの、米国の関税政策を巡る不透明感は強く、週末を前に持ち高を調整する動きも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、自動車が全面高となったほか、医療サービスや化学繊維、漢方薬なども買われた。半面、貴金属や宝飾、海運・港湾などが売られた。
上海B株指数は0.58%高の262.35ポイント、深センB株指数は0.04%高の1199.61ポイントだった。