2025-05-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に4日続伸、方向感乏しく 銀行と保険が全面高
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4日続伸。前場終値は前日比0.06ポイント高の3387.63ポイントだった。深セン成分指数は0.28%安の10264.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7193億6700万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。前日まで3日続伸し、今月14日以来、1週間ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となる半面、中国当局による景気刺激策に対する根強い期待が下値を支えたもよう。
セクター別では、銀行と保険が全面高となり、指数を押し上げた。電源設備、航空機製造・宇宙関連、自動車も買われた。半面、建設コンサルティングと公共事業が全面安となったほか、バッテリー、農薬、自動車サービスなどが下げた。
上海B株指数は0.08%安の260.74ポイント、深センB株指数は0.29%安の1196.57ポイントだった。