2025-05-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、安寄り後にプラス圏 貴金属が全面高
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.38%高の3393.49ポイントだった。深セン成分指数は0.53%高の10303.99ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7511億4300万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上すると、もみ合いながら上げ幅を拡大した。前日に最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)の7カ月ぶりの引き下げが発表されたことを受け、中国当局による景気刺激策に期待する買いが引き続き相場を支えている。
セクター別では、貴金属が全面高。バッテリー、石炭、宝飾品、バイオ製品なども高い。半面、電機、汎用設備、電源設備、光学光電子などが売られた。
上海B株指数は0.49%高の261.01ポイント、深センB株指数は0.25%高の1196.86ポイントだった。