2025-05-21 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況:ダウ114米ドル安と4日ぶり反落、S&P500も7日ぶりに反落
20日のNY株式相場は反落。足もとで株価の上昇が続いたことや、貿易交渉を巡る具体的な進展が無かったこと、トランプ米大統領の大型減税法案に対して与党共和党の主要議員が反対していることなどが重しとなった。
ダウ平均は一時306米ドル安まで下落し、114.83米ドル安(-0.27%)と4営業日ぶりに反落し、前日まで6営業日続伸したS&P500も0.39%安と反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も一時1.04%安まで下落後、0.38%安で終了し、3営業日ぶりに反落した。
S&P500の11セクターは公益、ヘルスケア、生活必需品の3セクターが上昇した一方、エネルギー、コミュニケーション、一般消費財、不動産など8セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルス、ボーイング、メルクなど10銘柄が上昇し、アメリカン・エキスプレス、アマゾン、ゴールドマン・サックス、アップル、シェブロンなど20銘柄が下落した。半導体株はエヌビディアが0.88%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが1.07%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.14%安と小幅ながら4営業日続落した。