UBSはこのほど、20日に香港証券取引所メインボードに上場を予定している寧徳時代新能源科技（03750/300750）について、公開価格はA株に対し10％未満のディスカウント水準になると予想した。これまでに香港上場を果たした業界を代表するA株企業に比べてディスカウント幅は小さくなる見通しで、全体的にAH株の価格差が縮小傾向にあるほか、今後香港に上場するA株企業についてもディスカウント幅は小さくなるとみている。『信報』が16日伝えた。

　一方、UBSは、過去3年間で多くの米国に上場する中国概念株（チャイナ・コンセプト・ストック）が香港に「回帰」しており、今年下期も多くの「回帰」が予想されるとした。