中国のナショナルフラッグ、中国国際航空（00753/601111）が15日大引け後に発表した業務統計によると、2025年4月の旅客数は前年同月比6.8％増の1282万1300人、貨物輸送量は6.1％増の12万1100トンだった。前月比では旅客数が3.2％増、貨物輸送量が1.9％減だった。

　旅客業務では、国内線が前年同月比6.1％増、国際線が13.5％増、香港・マカオ線が0.5％増。貨物業務は国内線が4.3％増、国際線が10.4％増、香港・マカオ線が0.5％減だった。

　4月の旅客ロードファクター（有償座席利用率）は81.3％で前年同月から2.5ポイント上昇。全体のロードファクターは68.2％で1.6ポイント上昇した。

　1−4月の累計では、旅客数が前年同期比2.4％増の5093万6500人、貨物輸送量が3.7％増の46万9300トンだった。旅客ロードファクターは80.5％で前年同期から1.1ポイント上昇。全体のロードファクターは65.7％で0.9ポイント上げた。