2025-05-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:反発で約1カ月半ぶり高値、造船株や電機株など高い
週明け12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.82%高の3369.24ポイントだった。深セン成分指数は1.72%高の10301.16ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3084億2100万元だった。
上海総合指数は序盤に上げ幅を拡大すると、その後もプラス圏で堅調に推移し、終値は3月27日以来、約1カ月半ぶり高値だった。週末にスイスで行われた関税を巡る米国と中国の協議で「実質的な進展」があったことが好感されたほか、9−10日に発表された中国の主要経済指標がおおむね堅調だったことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、航空・宇宙や造船、電機などが買われた半面、貴金属が全面安。宝飾や電力も売られた。
A株市場では、立訊精密工業(
002475)や浙江水晶光電科技(
002273)、中国船舶重工(
601989)が大幅高となったほか、春秋航空(
601021)や海信家電集団(
000921)も高かった。半面、江蘇恒瑞医薬(
600276)や華東医薬(
000963)、北京燕京ビール(
000729)が売られた。
上海B株指数は0.74%高の261.98ポイント、深センB株指数は0.46%高の1190.04ポイント。