2025-05-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、マイナス圏で推移 自動車サービス株など全面安
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.26%安の3343.38ポイントだった。深セン成分指数は0.84%安の10112.17ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7879億9300万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。週末に予定されている米中高官による貿易交渉への期待は強いものの、持ち高を調整する動きが相場の重しとなった。一方、中国の税関総署が9日発表した2025年4月の米ドル建て貿易統計は、輸出が前年同月比8.1%増となり、市場予想(1.9%増)を大きく上回ったものの、10日には物価統計が発表されるとあって、様子見ムードは強かった。セクター別では、自動車サービスと輸送設備が全面安となったほか、半導体や電機も売られた。半面、銀行が全面高。電力や美容関連も買われた。
上海B株指数は0.44%安の258.95ポイント、深センB株指数は0.30%安の1183.62ポイントだった。