2025-05-09 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続伸スタート、関税巡る米中対立の緩和に期待
9日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。関税を巡る米国と中国の対立が和らぐとの期待から買いが先行している。トランプ米大統領が8日、米中高官が週末にスイスで行う貿易交渉が「極めて友好的なものになる」との見通しを示したと伝わった。前日の米株式相場が続伸したこともあって、投資家が運用リスクを取りやすくなった。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.18%高の22816.81ポイントで推移。個別では、香港不動産開発の恒基兆業地産(
00012)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)、中国民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。半面、前日大引け後に2025年1−3月期決算を発表したSMIC(
00981)が大幅安となっている。