2025-05-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、総じてプラス圏でもみ合い 保険が全面高
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.38%高の3355.26ポイントだった。深セン成分指数は1.03%高の10207.71ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8096億300万元だった。
上海総合指数は反落してスタートしたものの、ほどなくして切り返すと、その後はプラス圏でもみ合った。米中の閣僚級の貿易交渉が週内に開始すると伝わり、進展を期待する買いが相場を支えた。もっとも、米中協議を巡って不透明感が根強いほか、国内では週末にかけて貿易統計や物価統計が発表されるとあって、様子見気分が上値を抑えた。
セクター別では、保険が全面高。輸送用設備、太陽光発電設備、通信設備、バッテリーなども高い。半面、化学肥料、美容・ケア、海運・港湾運営、鉄道・道路などが売られた。
上海B株指数は変わらずの260.09ポイント、深センB株指数は0.22%高の1186.85ポイント。