2025-05-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に上げ、米中貿易交渉を控え様子見
8日の香港市場でハンセン指数は反落して寄り付いたものの、上げに転じた。米国と中国が週内に開始する閣僚級の貿易交渉を前に、様子見ムードが強い。前日まで5営業日続伸したとあって利益確定売りが先行したが、前日の米株高が地合いの改善につながったもよう。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.37%高の22775.73ポイントで推移している。個別では、前日売られた薬明生物技術(
02269)、石薬集団(
01093)が高い。自動車株の吉利汽車(
00175)と理想汽車(
02015)、金融株の招商銀行(
03968)と中国人寿保険(
02628)も買われている。半面、教育事業の新東方教育科技(
09901)、中国検索大手の百度(
09888)が大幅安。朝方に2025年1-3月期決算を発表したバドワイザーAPAC(
01876)も売られている。