2025-05-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続伸スタート、米中交渉に期待 中国の金融緩和も好感
7日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸スタート。中国と米国が貿易交渉を開始すると伝わったことや、中国当局の金融緩和を好感。中国外交部は7日朝方、米国との経済・貿易交渉を担当する何立峰副総理が9−12日のスイス訪問中にベッセント米財務長官と会談すると発表した。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長は国務院新聞弁公室が7日に開いた記者会見で、預金準備率と政策金利の引き下げを含む一連の金融緩和措置を明らかにした。
指数は日本時間午前10時47分現在、前営業日比0.27%高の3287.84ポイントで推移。セクター別では、航空機製造・宇宙関連、不動産開発・不動産サービス、投資・金融関連、建設コンサルティングなどが高い。半面、貴金属が全面安となっているほか、電力、航空・空港運営、ゲームなどが売られている。