2025-05-06 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日続伸、米中交渉の進展に期待 本土株高も好感
休場明け6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続伸。前場終値は前営業日比0.69%高の22658.98ポイントだった。中国企業指数は0.23%高の8250.37ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1244億9000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付くと、序盤は前営業日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後はもみ合いながら上げ幅を拡大した。米中の関税交渉が進展することへの期待や、連休明けの本土市場で上海総合指数が心理的節目の3300ポイントを回復したことが買いを支えた。
個別では、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)、宝飾品大手の周大福珠宝(
01929)、ボトル入りウオーターの農夫山泉(
09633)などが高い。大型ネット株の美団(
03690)、テンセント(
00700)、国際金融株のAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)が買われ、指数を押し上げた。半面、医薬関連の石薬集団(
01093)、薬明生物技術(
02269)、無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、光学部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、スマートフォン大手の小米集団(
01810)などが下げた。