2025-04-28 |
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NY市況(26日):ダウ20米ドル高と小幅に4日続伸、週間では主要3指数が上昇
25日のNY株式相場は米株は続伸。前日まで3日続伸したことで利益確定売りに押される場面もあったが、貿易摩擦問題が最悪期を脱したとの見方や、ハイテク・ジャイアントのアルファベットが予想を上回る決算を発表したことなどでセンチメントの改善が続いた。
前日までの3日間で1900米ドル超上昇したダウ平均は一時374米ドル安まで下落したが、20.10米ドル高(+0.05%)と小幅にプラス圏で終了。S&P500も0.53%安まで下落したものの、0.74%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.32%安まで下落後、1.26%高で終了。主要3指数がそろって4日続伸した。
S&P500の11セクターは一般消費財、IT、コミュニケーション、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、素材、金融、公益など6セクターが下落。上昇率トップの一般消費財ではテスラが9.80%高と急伸し、アマゾン・ドット・コムも1.31%上昇。ITではエヌビディアが4.30%上昇し、コミュニケーションではメタが2.65%高、アルファベットが1.68%高となった。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の26.47ポイントから24.84ポイントに低下し、4日連続での低下となった。
週間ではダウ平均が2.48%高、S&P500が4.59%高、ナスダック総合が6.73%高とそろって大幅反発。4月月初来ではナスダック総合が0.48%高と3カ月ぶりの反発ペースとなった一方、ダウ平均が4.50%安、S&P500が1.54%安とともに3カ月続落ペースとなった。