2025-04-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸で3300ポイント回復、不動産関連などに買い
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.15%高の3302.19ポイントだった。深セン成分指数は0.87%高の9964.67ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7189億7000万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなったが、心理的節目の3300ポイントに乗せて前場の取引を終えた。トランプ米政権が関税を巡って中国への強硬姿勢を緩和し始めたとの見方から買いが広がる一方、関税政策を巡る不透明感は依然として強く、週末を前に持ち高を調整する動きが相場の重しとなった。セクター別では、不動産開発や不動産サービス、電力、観光・ホテルなどが買われた半面、製薬や漢方薬、バイオ、教育などが売られた。
上海B株指数は0.37%高の255.77ポイント、深センB株指数は0.08%安の1173.29ポイントだった。