週明け6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.27%安の19706.66ポイントだった。中国企業指数は0.14%安の7149.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で707億HKドル。
ハンセン指数は続伸して始まった後、前週末終値を挟んで一進一退の展開。前週末の米株式相場の反発を受けた買いが入る半面、根強い中国景気の先行き不安から売りが出て、相場の方向感を欠いた。今月20日に就任するトランプ次期大統領の政策が中国経済に及ぼす影響が警戒されているもよう。
個別では、生活アプリ運営の美団(
03690)が売られ、相場の重荷だった。飲料大手の農夫山泉(
09633)と華潤ビール(
00291)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)が安い。一方、太陽光パネル用ガラスメーカーの信義光能(
00968)が大幅に続伸。半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)、電力大手の華潤電力控股(
00836)も買われた。