2024-08-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、前場後半にプラス圏 安値拾いの買いが支え
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.38%高の2880.61ポイントだった。深セン成分指数は0.49%高の8490.59ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4253億3800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。中国景気の先行き不安や地政学的リスクへの懸念が引き続き重しとなった。ただ、下値の堅さが意識されると、前場後半にプラス圏へ急浮上。指数は約6カ月ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を物色する動きが買いを支えたもよう。
セクター別では、酒造と化学肥料が全面高。不動産開発・サービス、製薬なども高い。半面、貴金属が全面安となったほか、教育、軍需関連、自動車などが売られている。
上海B株指数は0.03%安の232.74ポイント、深センB株指数は0.34%高の1102.20ポイントだった。