2024-08-01 |
香港/企業動向/建材 |
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信義ガラス、インドネシア工場は25年上期に生産開始へ
中国の民営ガラス大手、信義ガラス(
00868)はこのほど、2024年6月中間決算の電話会議で、インドネシアに建設中の工場が25年上期に生産開始予定であることを明らかにした。一方、雲南省の工業園に建設中のフロートガラスの工場については、生産開始の具体的なスケジュールを明らかにしなかった。24年の資本的支出は36億HKドルを予定しているほか、将来的に配当性向は45−50%を維持する方針も明らかにした。『明報』が1日伝えた。
信義ガラスの経営陣は、3大主力製品であるフロートガラス、建築用ガラス、自動車用ガラスの有効生産力が24年にそれぞれ4%、5%、7%増加すると予想。下期は借入金の利払い負担の削減に努めることを目標に掲げた。一方、不動産関連の支援策で川下需要が改善すると見込み、フロートガラスの見通しに楽観的な見方を示した。
信義ガラスの株価は日本時間午後4時17分現在、前日比1.09%安の8.18HKドルで推移している。