2024-07-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、製造業PMIの予想上振れなどを好感
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.79%高の2930.80ポイントだった。深セン成分指数は2.96%高の8719.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5466億7400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上。心理的節目の2900ポイントを回復すると、ほぼ一本調子で上げ幅を拡大した。寄り付きとほぼ同時に発表された2024年7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の予想上振れを受けて、中国景気の先行き不安がやや後退。指数が約5カ月半ぶりの安値圏で推移しているだけに、買い戻しが入った。為替市場で米ドル高・人民元安が一服したことも好感されたもよう。
セクター別では、証券、医療サービス、教育、観光・ホテルが全面高となるなど、ほぼ全セクターで買いが優勢だった。
上海B株指数は1.85%高の237.09ポイント、深センB株指数は1.13%高の1119.44ポイント。