30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比1.16%安の17038.35ポイントだった。中国企業指数は1.38%安の5996.46ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で453億6000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移し、心理的節目の17000ポイントを割る場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や中国製造業購買担当景気指数(PMI)の発表を31日に控えて様子見ムードは強く、相場の重しとなったほか、中国本土市場の下落も嫌気された。
個別では、JPモルガンが投資判断と目標株価を引き下げた中国蒙牛乳業(
02319)が7%近く下げたほか、舜宇光学科技(
02382)やペトロチャイナ(
00857)の下落も目立った。半面、2024年6月中間決算を発表した無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が4%近く上昇。ネットイース(
09999)や東方海外(
00316)も買われた。