2024-07-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、人民元安が重荷 重要イベント控え様子見
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.52%安の2876.87ポイントだった。深セン成分指数は0.69%安の8455.90ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3782億6500万元だった。
上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。人民元安の進行を懸念する売りが相場の重荷だった。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1364元と、昨年11月21日以来およそ8カ月ぶりの元安/ドル高水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)や7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の結果発表をあすに控えて様子見気分が強く、売買代金は低水準だった。
セクター別では、自動車製造、運輸機器、電力、銀行が下落する半面、建設コンサルティング、不動産、通信、農業水産が上昇した。
上海B株指数は0.06%高のポイントと反発。深センB株指数は0.69%安の1105.06ポイントと続落した。