新薬開発の受託会社、無錫薬明康徳新薬開発（02359/603259）は29日大引け後に発表した2024年6月中間決算で、24年売上高が383億−405億元となる見通しを明らかにした。外部環境の不確実性に直面しているものの、新型コロナ関連を除けば、売上高は前年比2.7−8.6％増とプラス成長を確保する見通し。

　無錫薬明康徳新薬開発の24年6月中間決算は売上高が前年同期比8.6％減の172億4100万元となり、直前のファクトセットの市場コンセンサス予想（171億9200万元）を上回ったが、純利益は同20.2％減の42億4000万元となり、市場予想（43億3500万元）を下回った。