2024-07-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、人民元安を懸念
30日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。人民元安の進行を懸念する売りが先行している。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1364元と、昨年11月21日以来およそ8カ月ぶりの元安/ドル高水準。30−31日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.69%安の2871.86ポイントで推移。セクター別では、自動車製造、電子化学品、運輸機器が下落する半面、医療サービス、農業水産、小売りが上昇している。