2024-07-29 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、方向感乏しく 造船などに買い
週明け29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前営業日比0.04%高の2892.10ポイントだった。深セン成分指数は0.69%安の8537.72ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3660億5200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国景気の先行き不安や米ドル高・人民元安を受けた中国からの資金流出への懸念などが引き続き重荷となる半面、指数が約5カ月半ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが下値を支えた。30−31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、31日の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)を前に、様子見気分も漂った。
セクター別では、造船と鉄道・道路が全面高。自動車サービス、自動車、輸送用設備なども買われた。半面、風力・太陽光発電設備、バッテリー素材、バッテリーなどが下げた。
上海B株指数は0.34%安の232.05ポイント、深センB株指数は0.04%安の1117.87ポイント。