2024-07-23 |
香港/投資判断/不動産 |
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恒隆地産の目標株価を50%引き下げ、投資判断「中立」=UBS
UBSは最新リポートで、恒隆集団傘下の不動産会社、恒隆地産(
00101)の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたほか、目標株価も14HKドルから7HKドルに50%引き下げた。高級品の販売低迷やショッピングモールの競争激化などを懸念しており、これを織り込んだ。『智通財経』が23日伝えた。
UBSは恒隆地産について、2024年本決算で利益は前年同期比で8%減少するほか、1株当たりの配当は0.6HKドルと同23%減少すると予想。ただ、株価は年初から約33%下落しており、マイナス要因はほぼ織り込み済みとの見方を示した。一方、高金利環境や賃料収入の低迷などを予想し、2024−26年の利益予想を8−25%下方修正した。
恒隆地産の株価は日本時間午後4時8分現在、前日比2.83%安の6.53HKドルで推移している。