2024-07-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、高寄り後マイナス圏 本土株安などを嫌気
23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.09%安の17620.16ポイントだった。中国企業指数は0.10%安のポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で416億3000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まった後、ほどなくマイナス圏に沈んだ。バイデン米大統領が11月の米大統領選から撤退し、カマラ・ハリス副大統領が民主党の有力候補となったことで、政治を巡る不透明感が後退し、香港市場でも買いが広がったが、本土市場の下落が嫌気されたほか、米国では25日に4−6月期の国内総生産(GDP)、26日には6月の個人消費支出が発表される予定で、様子見ムードが相場の重しとなった。
個別では、米投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが一部保有株を売却したBYD(
01211)が3%超下げたほか、子会社のBYDエレクトロニック(
00285)は4%下げた。中国宏橋(
01378)や舜宇光学科技(
02382)も安かった。半面、中国工商銀行(
01398)や中国建設銀行(
00939)、東方海外(
00316)などが買われた。