2024-07-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、半導体株・貴金属株に売り
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.59%安の2946.63ポイントだった。深セン成分指数は1.59%安の8728.48ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3796億600万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、じりじりと下げ幅を拡大。前場の安値圏で引けた。中国人民銀行(中央銀行)は前日、事実上の政策金利とされる最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)を引き下げた。金融緩和が進めば、人民元相場の下落圧力が高まり、中国からの資金流出につながるとの懸念が広がったもよう。
セクター別では半導体、貴金属、バッテリー素材、非鉄金属が売られた半面、自動車、鉄道・道路、銀行が買われた。
上海B株指数は0.51%高の233.08ポイントと続伸。深センB株指数は0.34%安の1131.62ポイントと3営業日続落した。