2024-07-22 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日ぶり反落、材料出尽くし感で売り優勢
週明け22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.71%安の2961.13ポイントだった。深セン成分指数は0.19%安の8886.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4259億8900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、序盤に下げ幅を拡大した。中国共産党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が先週18日に閉幕し、具体的な政策方針も発表されたことで、材料出尽くし感から売りが優勢。寄り付き前に中国人民銀行(中央銀行)が最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)の引き下げを発表したが、相場の反応は限られた。
セクター別では、銀行が全面安。化学肥料、教育、酒造、バッテリー素材なども安い。半面、風力発電設備、ソフトウエア開発、自動車、インターネットサービスなどが買われた。
上海B株指数は0.09%安の231.67ポイント、深センB株指数は0.06%安の1137.98ポイント。