2024-07-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、安寄り後下げ幅縮小 米中対立激化を警戒
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.08%安の2974.62ポイントだった。深セン成分指数は0.32%高の8907.73ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4114億900万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、下げ幅を徐々に縮小すると、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、前日終値を下回って前場の取引を終えた。半導体などを巡って米中の対立激化が警戒されているほか、指数は前日に約2週間ぶり高値を付けた後とあって、週末を前に持ち高調整の売りが相場の重しとなった。セクター別では、貴金属や不動産サービス、宝飾、銀行などが売られた半面、電子化学品と自動車サービスが全面高。半導体や電子部品も買われた。
上海B株指数は0.23%安の232.04ポイント、深センB株指数は0.05%安の1139.37ポイントだった。