19日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日の米株式市場で主要3指数が下落し、米長期金利が上昇したことから幅広いセクターで売りが先行。中国共産党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が18日に閉幕し、材料出尽くし感も強まったもよう。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.13%安の17577.56ポイントで推移。個別では、中国ネット通販のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)が売られて相場の重荷となっている。金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)、火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、不動産開発の龍湖集団(
00960)も安い。一方、製薬の翰森製薬(
03692)が買われている。