2024-07-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、前引けにかけ下げ幅縮小 中国景気の先行き不安が重し
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.12%安の2959.25ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の8813.63ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4113億5300万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移したが、前引けにかけて下げ幅を縮小した。中国景気の先行き不安は強く、米中関係の悪化なども警戒され、相場の重しとなったが、「国家隊」とよばれる政府系資金が4−6月期も上場投資信託(ETF)を買い増していることが明らかになり、投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、コンシューマーエレクトロニクスが全面安となったほか、電子部品や通信設備などが売られた。半面、鉄道・道路、太陽光発電設備、電力などが買われた。
上海B株指数は0.66%安の231.32ポイント、深センB株指数は0.22%高の1135.12ポイントだった。