18日の香港市場でハンセン指数は反落して寄り付いた後、ほどなくしてプラス圏へ浮上。米バイデン政権が中国に対する半導体関連の規制を強化するとの報道などを受けた前日の米ハイテク株安が嫌気されたものの、きょうまで開かれる中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)への政策期待が相場を支えている。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.28%高の17788.97ポイントで推移。個別では、ミネラルウオーター大手の農夫山泉(
09633)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(
01876)が高い。石油株のCNOOC(
00883)が反発している。半面、個別では、ネット株の百度(
09888)、トリップ・ドットコム(
09961)、スマートフォン部品関連の舜宇光学科技(
02382)などが下げている。