2024-07-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり小反発、医薬品関連に買い 石油株は下落
17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに小幅反発。前場終値は前日比0.06%高の17739.42ポイントだった。中国企業指数は0.20%安の6303.62ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で566億8000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の展開。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方から買いが入ったものの、ハンセン指数は10日移動平均線(前引け時点で17795.59ポイント)付近では伸び悩んだ。原油先物相場の下落を受けて関連銘柄が売られ、相場の重荷となった。
個別では医薬品関連の上昇が目立ち、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)と京東健康(
06618)、製薬の翰森製薬(
03692)と中国生物製薬(
01177)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)と薬明生物技術(
02269)が高い。スポーツ用品の李寧(
02331)、乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)は大幅に反発した。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)がそろって下落。前日高かったBYDエレクトロニック(
00285)と紫金鉱業集団(
02899)も売られた。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)は続落した。