2024-07-17 |
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本土前引け:5日ぶりに反落、中国景気の先行き不安が重荷 利益確定売りも
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.17%安の2971.22ポイントだった。深セン成分指数は0.12%安の8865.94ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4206億7500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。週明けに発表された4−6月期の国内総生産(GDP)の予想下振れなどを受けて、中国景気の先行き不安が引き続き重荷となった。上海総合指数は小幅ながらも前日まで4営業日続伸した後とあって、利益確定売りも出た。
セクター別では、コンシューマーエレクトロニクス、電子部品が反落。非鉄金属、電力、石炭なども安い。半面、不動産サービスと保険が全面高となったほか、ゲーム、太陽光発電設備、医療サービスなどが買われた。
上海B株指数は0.11%高の234.06ポイント、深センB株指数は0.02%安の1130.42ポイントだった。