17日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方が強まった。前日に続落して心理的節目の18000ポイントを割り込み、終値ベースで約1週間ぶり安値を付けただけに、自律反発を狙う買いが入りやすい。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.26%高の17773.55ポイントで推移している。個別では、電気自動車の理想汽車(
02015)、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)、香港コングロマリットの新世界発展(
00017)が大幅高。不動産株の中国海外発展(
00688)、龍湖集団(
00960)、華潤万象生活(
01209)の上昇も目立つ。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)とCNOOC(
00883)が下落。海運の東方海外(
00316)、スマートフォン部品・製造受託のBYDエレクトロニック(
00285)も安い。