2024-07-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落で18000ポイント割れ、中国平安保険が5%超安
16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.37%安の17769.96ポイントだった。中国企業指数は1.34%安の6335.88ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で501億6000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の18000ポイントを割ると、その後もマイナス圏で軟調に推移した。中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開催中とあって、政策期待は強いものの、中国国家統計局が15日に発表した2024年4−6月期国内総生産(GDP)と6月の小売売上高がともに市場予想から下振れしたことで内需の低迷が改めて意識され、相場の重しとなった。
個別では、元金総額35億米ドルのH株転換社債(CB)を発行することで引受幹事と契約したと発表した中国平安保険(
02318)が5%超下落したほか、AIAグループ(
01299)やJDドットコム(
09618)も売られて指数を押し下げた。東方海外(
00316)やトリップ・ドットコム(
09961)の下落も目立った。半面、舜宇光学科技(
02382)や万洲国際(
00288)、中国生物製薬(
01177)が買われた。