2024-07-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りが重荷
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.21%安の2967.85ポイントだった。深セン成分指数は0.21%高の8819.99ポイントと3営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3737億4600万元だった。
上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。前日終値は3日以来の高値とあって利益確定の売りが出やすい環境だった。中国の内需低迷が相場の重荷となったもよう。もっとも、前日に中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開幕し、政策への期待が下値を支えた。
セクター別では化学肥料が全面安のほか、文化・メディア、電子化学品、送電設備、ゴム・樹脂、保険が売られた。半面、自動車、貴金属、鉄道・道路、コンシューマーエレクトロニクス、半導体が買われた。
上海B株指数は0.21%安の233.10ポイントと3営業日続落。深センB株指数は0.42%高の1130.54ポイントと反発した。