2024-07-15 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続伸、もみ合い 米株高や政策期待が支え
週明け15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.11%高の2974.48ポイントだった。深セン成分指数は0.40%安の8818.99ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3967億7400万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、前週末終値を挟んでもみ合った。前週末の米株高が好感されたほか、15−18日に中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開かれるとあって、政策期待は強いものの、2024年4−6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比4.7%となり、市場予想を下回ったことなどが嫌気された。セクター別では、貴金属が全面高。造船や石炭も買われた。半面、医療サービスや不動産サービス、送電設備などが売られた。
上海B株指数は0.05%高の233.73ポイント、深センB株指数は0.21%安の1130.79ポイントだった。