週明け15日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前週末は大幅に続伸し、終値ベースで6月20日以来およそ3週間ぶりの高値を付けただけに、いったん利益を確定する売りが先行。中国国家統計局がきょう午前に発表する2024年4−6月期国内総生産(GDP)や6月の主要経済指標の内容を見極めたいとして、様子見気分も漂っている。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.36%安の18227.80ポイントで推移。個別では、ネット株の百度(
09888)、JDドットコム(
09618)、アリババ集団(
09988)が売られて相場の重荷となっている。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)も安い。半面、米子会社を米市場に上場する方針を前週末に明らかにした万洲国際(
00288)が大幅高。電動工具の創科実業(
00669)は続伸している。