2024-07-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、様子見ムードが重し 不動産株や金融株は高い
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.21%安の2964.25ポイントだった。深セン成分指数は0.47%安の8828.69ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4382億500万元だった。
上海総合指数は、序盤はプラス圏で推移したが、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。米物価統計を受けて利下げ期待が高まっているものの、中国では景気の先行き不透明感が強い中、15日に国内総生産(GDP)など主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。セクター別では、石炭がほぼ全面安となったほか、コンシューマーエレクトロニクスや貴金属も売られた。半面、不動産サービスや銀行、保険が全面高。不動産開発や太陽光発電設備も買われた。
上海B株指数は0.14%安の233.77ポイント、深センB株指数は0.08%安の1128.75ポイントだった。