12日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。幅広いセクターで買いが先行し、始値で心理的節目の18000ポイントを回復した。11日発表の米6月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したことで、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げするとの期待が高まった。
指数は日本時間午前10時31分現在、前日比1.52%高の18103.80ポイントで推移している。大型ネット株の美団(
03690)、JDドットコム(
09618)、アリババ集団(
09988)が買われて相場の上昇を主導。海外市場でのセカンダリー上場を検討していると前日大引け後に発表した長江インフラ(
01038)も高い。一方、テック株のBYDエレクトロニック(
00285)、レノボグループ(
00992)が逆行安。