タイの多角経営企業DTGOグループは10日、センスタイム(
00020)と共同で大規模言語モデル「DTLM」を開発すると発表した。DTLMはタイ語、中国語、英語の3カ国語を効率的に扱える世界初のモデルで、文章読解や質疑応答などの生成人工知能(AI)の機能を提供できるという。
DTGOのKittikun Potivanakul最高技術責任者(CTO)は、DTLMがタイ語の質問に正確で包括的な回答ができるよう開発されていると述べた。DTLMはセンスタイムの大規模モデル「日日新(SenseNova)」シリーズを基盤に構築される。同社は最新版の「日日新5.5」を上海で開かれた開かれた「2024世界人工知能(AI)大会」(WAIC 2024)で披露している。
センスタイムの11日終値は前日比1.50%高の1.35HKドル。