2024-07-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、空売りの抑制強化などを好感 幅広いセクターに買い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.77%高の2961.99ポイントだった。深セン成分指数は1.76%高の8849.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5281億3900万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて米利下げ期待が高まっているほか、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。また、中国証券監督管理委員会(CSRC)が空売りの抑制を強化したことも好感されている。セクター別では、バッテリー素材や自動車サービス、医療サービスが全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢となっている。半面、銀行や電力の一角が売られている。
上海B株指数は0.90%高の233.71ポイント、深センB株指数は0.78%高の1129.70ポイントだった。