2024-07-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、米利下げ期待の高まりを好感
11日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米利下げ期待の高まりが好感されている。パウエルFRB議長は9日の米上院に続いて米下院金融サービス委員会で議会証言を行い、高金利政策長期化による景気や雇用へのリスクを繰り返した。米10年債利回りは前日の4.300%から4.284%に低下し、CMEのフェドウォッチ・ツールの年内2回の利下げ確率は1週間前の70%から75%に上昇した。
指数は日本時間午前10時50分現在、前日比1.17%高の17729.02ポイントで推移している。個別では、新興自動車メーカーの理想汽車(
02015)、本土不動産デベロッパーの龍湖集団(
00960)、スマホ部品・受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)などが高い。半面、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(
09961)、香港不動産関連の九龍倉置業地産(
01997)、ミネラルウオーター大手の農夫山泉(
09633)などが下げている。