環境マネジメント企業の東江環保(
00895/
002672)は9日大引け後、2024年6月中間決算で純損益が2億5600万−2億4600万元の赤字を計上する見通しを示した。前年同期は1億9900万元の赤字で、赤字幅は23.7−28.7%拡大する見通し。非経常項目を除いた純損益は2億6000万−2億7000万元の赤字(前年同期は2億1100万元の赤字)、EPSは0.22−0.23元の赤字(前年同期は0.20元の赤字)をそれぞれ見込む。
東江環保は赤字転落の背景として、外需や競争激化など複数の要因が影響し有害廃棄物市場が縮小を続けたこと、各種廃棄物の平均収集運搬価格が下落したこと、主力事業である無害化処理、資源活用、レアメタルリサイクルの利益率が圧迫されており、粗利益率が低水準にとどまったことなどを挙げた。