2024-07-10 |
香港/企業動向/非鉄金属 |
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江西カン鋒リチウム、24年6月中間期は赤字転落の見通し
リチウム製品の国内大手、江西カン鋒リチウム(
01772/
002460)は9日大引け後、2024年6月中間決算(中国会計基準)で純損益は前年同期の58億5000万元の黒字から7億6000万−12億5000万元の赤字に転落する見通しを発表した。非経常項目を除いた純損益は1億−2億元の赤字(前年同期は41億1300万元の黒字)、EPSは0.38−0.62元の赤字(同2.90元の黒字)を見込んでいる。
赤字転落の理由について、◇金融資産として保有するPilbara Minerals Limitedの株価の下落で大幅な評価損を計上した、◇リチウム業界の景気悪化で塩化リチウムやリチウム電池の価格が持続的に下落し、出荷量は前年同期比で増加したものの、業績は大幅に悪化した――ことを挙げた。