2024-07-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に5日続落、米中イベント前に様子見
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に5営業日続落。前場終値は前日比0.01%安の2922.27ポイントだった。深セン成分指数は0.26%高の8584.60ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3996億5200万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退の展開。米国と中国の重要イベントを前に、様子見気分が広がった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の米上院銀行委員会での証言がきょう夜に予定されている。週内に6月の米国の物価統計や、中国の物価統計、金融統計、貿易統計が相次いで発表される。中国景気の先行き不透明感がくすぶり、下げ幅を広げる場面があったが、心理的節目の2900ポイントに近い水準では買い戻しが入った
セクター別では農林水産、医療サービス、宝飾品、小売り、医薬品が下落した半面、コンシューマーエレクトロニクス、半導体、電子部品、電子化学品が上昇した。
上海B株指数は0.17%安の228.23ポイントと続落。深センB株指数は0.01%高の1113.13ポイントと6営業日ぶりに反発した。