9日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。9−10日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が控えているほか、中国では今週半ばから来週初めにかけて物価統計や貿易統計、国内総生産(GDP)など主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.24%安の17482.13ポイントで推移している。個別では、中国平安保険(
02318)や美団(
03690)、アリババ集団(
09988)が売られて指数を押し下げているほか、龍湖集団(
00960)や華潤置地(
01109)など本土不動産株も安い。半面、レノボグループ(
00992)や東方海外(
00316)、AIAグループ(
01299)が買われている。