2024-07-08 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日続落、マイナス圏でもみ合い
週明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比0.53%安の2934.23ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の8622.07ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3599億9400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。今週半ばから来週初めにかけて、中国の物価統計や金融統計、貿易統計、4−6月期国内総生産(GDP)など主要経済指標が相次いで発表されるほか、中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)も来週に控えており、重要イベントを前に投資家はリスクを取りにくいもよう。
セクター別では、医療サービスが全面安。不動産サービス、ソフトウエア開発、ゲーム、建設コンサルティングなども安い。半面、半導体、貴金属、銀行の一角が買われた。
上海B株指数は0.38%安の229.32ポイント、深センB株指数は0.66%安の1117.41ポイント。