週明け8日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。人民元の先安懸念が根強いなか、本土株式相場の下落が嫌気されたもよう。オフショア人民元(CNH)は前週末に1米ドル=7.28元近くまで上昇していたものの、8日朝方は7.29元を割り込んだ。
指数は日本時間午前10時46分現在、前営業日比0.50%安の17710.45 ポイントで推移している。個別では、海運株の東方海外(
00316)が急落。食品・飲料株の農夫山泉(
09633)、バドワイザーAPAC(
01876)、華潤ビール(
00291)が安い。一方、自動車販売の中升集団(
00881)、電気自動車の理想汽車(
02015)とBYD(
01211)が上昇。半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)も高い。